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2005年2月21日

Kootch / Danny Kortchmar


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:小生の場合、この人ダニー・コーチマーの名前を初めて知ったのはジェームス・テイラーのバック・バンド(後のセクション、ですね)メンバーとしてでした。

そんなD.コーチマー(vo、g、b、etc..)のファーストがCD化されていると知り入手しました。

Light of Worlds / Kool & The Gang


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:'80s以降の[Cherish]や[Joanna]といった一連のポップでキャッチーなバラード系ヒット曲でKool & The Gangの名前を知った人も少なくないのでは?と思いますが、本作辺りを聴くと、彼等の出自がまぎれも無くファンク・バンドであったことが良く判ります。

Masque / Brand X


リリース:1978年
評価:★★★
コメント:正直なところ、ジャズ・ロックとかフュージョンのコンテキストよりも、ユニークなベーシストといったコンテキストから聴いた一枚です。

もちろんそれらのカテゴリも好きなのですが、ジャコ・パストリアスやマーク・イーガンに代表されるようなフレットレス・ベースの音色が好きで、そんなコンテキストを追って行けば、早晩、この人パーシー・ジョーンズにぶつかるというものですね。

Everybody Loves the Sunshine / Roy Ayers Ubiquity


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:一時期、いわゆるクラブ系/ヒップ系から熱いリスペクトを受けると同時にサンプリングねたにされた事で、いっそう評価が高まったロイ・エアーズの'76年作。

#アルバムの名義はRoy Ayers Ubiquityです。

2005年2月18日

Patrice / Patrice Rushen


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:デビュー時の様々な力量から才女の誉れ高いパトリーシュ・ラッシェン(vo、key、p、g、etc..)の'78年作品。

そのデビュー時からジャズ色の強い作品を続けていた彼女(ファーストではジョー・ヘンダーソンなどもサポートしていましたね)ですが、その後、レーベルを移籍して以降は本作のようなR&B/ポップ色の強い作品をリリースするようになります。

Love Devotion Surrender(邦題:魂の兄弟たち)/ Carlos Santana


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:ジョン・マクラフリン、カルロス・サンタナ。

間違いなく'70s最強のギター・プレーヤーであった二人が、スリ・チンモイ氏の「教え」に共感したことで創り上げた、恐ろしい程の「危なさ」を振りまくスピリチュアル・ジャズ・ロック?の傑作。

2005年2月14日

親近感が湧きます


アルバム名:Throb / Gary Burton & Keith Jarrett
アーティスト:Gary Burton
リリース:1969年 / 1971年
評価:★★★★
コメント:ゲーリー・バートン氏(vib)の'71年作<Gary Burton & Keith Jarrett>と'69年作<Throb>を2in1にカップリング。

どういう脈絡でこの2作品がカップリングされたのかは?ですが。
多くの方はやはり<Gary Burton & Keith Jarrett>に注目されるのではないかと思います。

New York Connection / Harris Simon


リリース:1987年
評価:★★★
コメント:ハリス・サイモン(p、el-p、harm)がリーダーを務めるグループのファーストアルバム。

リリースされた年代を考えれば、ブレッカーBros.が<Heavy Metal Be-Bop>を出し、モントルー・ジャズ・フェスではアリスタ・オール・スターズが喝采を浴びて・・・と、正にフュージョンシーンの華やかなりし頃です。

A Tear to a Smile / Roy Ayers Ubiquity


アルバム名
アーティスト
リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:ロイ・エアーズ(vib、p、vo etc.)っていう人は、ジャズというコンテキストで語られる人物だとばかり思い込んでいたのですが。

本作を聴くと、[1][6][8]辺りなど結構、というか、どっぷり(^^;ファンク色が濃い楽曲があり、ちょっとビックリです。

2005年2月12日

Artistry / Deodato


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:個人的にはプレーヤーとしてよりもコンポーザー/アレンジャーとしての才に秀でていると思うデオダードの'74年作品。

前作からCTIからMCAへとレーベルを移っていますが、大きな変化はないようにみえます。

Yellowjackets / Yellowjackets


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:今では米を代表するご長寿フュージョン(と言いますか、コンテンポラリー・ジャズという方が時代に合ってますか?)バンドとしてその地位を確立しているイエロージャケッツ。

その彼等の第一弾作品がこれです。トミー・リピューマをプロデュースに据え、「からり」とした'80s L.A.フュージョンとしての魅力が詰まっています。

Hideaway / David Sanborn


リリース:1980年
評価:★★★
コメント:アーバン・コンテンポラリー・ジャズ街道を突き進んでいたデヴィッド・サンボーン(as、ss etc.)の'80年作品。

正直、D.サンボーン作品は、他アーチスト作品での客演などを除き、それ程集中して聴いたことはありません。

2005年2月8日

げたはいてこなくちゃ / Wha-ha-ha


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:異才音楽ユニットWha-ha-haの2作目です。

果たして、どのようにコメントすれば良いのやら迷うところですが、もう、聴いて戴くしかないでしょう(なんとも無責任なコメントですが。。。)

Soul of the Bible / Nat Adderley


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:タイトルからして強力なパワーを感じさせるナット・アダレイ(cornet、tp)の'72年作品。

ジャケの雰囲気から「ソウルジャズっぽいのかなぁ」と思っていたのですが(確かにその要素もたっぷりありますが)、なかなかスピリチュアルな部分が少なくなく、また、アルバム全体がある種のコンセプトに沿って構築されているらしいこともわかります。

Standard Influence II - Rock Candy / John Tropea


リリース:2006年
評価:★★★★
コメント:単発企画モノかと思っていた前作<Standard Influence>('03年)ですが、タイトルから判るように本作がその継続作であることは明らか。

これは嬉しい誤算と言うべきものでしょうか(^^;おまけに、スティーヴ・ガッド先生(ds)、アンソニー・ジャクソン氏(b)と前作のコアとなっていたリズム隊も健在です。全曲・・・ではありませんが。

2005年2月5日

Rhythm of Life / James Mason


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:エレクトリックな味付けの強いレア・グルーヴもの、といった形容は褒め言葉になるのか判りませんが、いい感じの浮遊感と揺れ具合が何とも言えず(私の)ツボを刺激する、ジェームズ・メイソン(g)の唯一の?リーダー作。

Black Unity / Pharoah Sanders


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:アルバムタイトル曲=全1曲。

別段、そのフォーマットが奇抜だという理由だけでなく、冒頭から出てくる琴や(私は)名前も知らない楽器による30分以上に及ぶ演奏。

Black Love / Carlos Garnett


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:数々のビッグネームの下での演奏で知られるサックスプレーヤー、カルロス・ガーネットが'77年に残した初リーダー作。

よりモダンに、よりアグレッシヴにブラック・ミュージックを表現しようとしていると思しき楽曲とプレー(因みに全曲自らのコンポーズ&アレンジ)。