コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2005年2月18日

Love Devotion Surrender(邦題:魂の兄弟たち)/ Carlos Santana


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:ジョン・マクラフリン、カルロス・サンタナ。

間違いなく'70s最強のギター・プレーヤーであった二人が、スリ・チンモイ氏の「教え」に共感したことで創り上げた、恐ろしい程の「危なさ」を振りまくスピリチュアル・ジャズ・ロック?の傑作。

表ジャケ&裏ジャケから伝わる一種のアブなさ(^^;が全ての音から伝わってくるようです。

別段、宗教や信仰そのものに口を出すつもりはありません。誤解なさらぬよう。m(_ _)m

同種の精神性を音に託した感のあるジョン・コルトレーンの名曲[1]、[2]を冒頭から収録してくる辺り、当時の彼等の思いが如何ほどであったかが良く判るというものです。

ただ、その出来は(というか、オリジナルに感銘を受けているリスナーにとっては)ちょっといただけないかなぁ・・・と。

とは言え、この手の話題を差し引いても、強力にドライヴする二人のギター、フリーキーに弾きまくるラリー・ヤングのオルガン、絶え間なくビートを送り続けるビリー・コブハムとドン・アライアス・・・と、'73年という時代の社会や音楽シーンを含めた雰囲気というか空気を瞬間パックしたような本作は、時代を映す鏡のように思えてなりません。

うーん、やはり名盤ですね。
収録曲
1.A Love Supreme
2.Naima
3.The Life Divine
4.Let Us Go into the House of the Lord
5.Meditation

0 件のコメント:

コメントを投稿