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2006年1月10日

Southern Night / Allen Toussaint


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:ゆったりとしていて、洒落ている・・・とは言えないまでも、じっくりと聴き入ればほんわかとしてくる音作り。

'70sロックにおいて1つの潮流でもあった「南部の音」。

その源流にも位置するニューオーリンズのサウンド。

アラン・トゥーサン(vo、p)その人が作り上げた本作での音は、ある意味、それ程南部らしさを強調している訳ではないないものの、これは表舞台へ引き出された事を意識して音作りであったのかも知れません(白人商業ミュージックへの迎合などとは決して思いたくないですが)。

だとしても、今尚、A.トゥーサンの名作であり、レオン・ラッセル、ミーターズらと共にニューオーリンズ系の音楽を表舞台へ押し上げた功績は大きなものがあります。

夕暮れの川べりで風に吹かれながら遠くを見つめるような情景が浮かぶ[6]は最大の聴きものです(その前から張られている伏線にも注目)。

小生はボズ・スキャッグズやロウウェル・ジョージがカヴァーしたバージョン[8]を先に聴いた訳ですが、流石にオリジナルの良さを充分に発揮しています。
収録曲
1.Last Train
2.Worldwide
3.Back in Baby's Arms
4.Country John
5.Basic Lady
6.Southern Nights
7.You Will Not Lose
8.What Do You Want the Girl to Do?
9.When the Party's Over
10.Cruel Way to Go Down

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