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2006年2月19日

Heavy Metal Be-Bop / Brecker Brothers


アルバム名:Heavy Metal Be-Bop
アーティスト:Brecker Brothers
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:フュージョン名盤の1つとして挙げられると同時に、多少、色物的に見られることもあるブレッカーBros.の4作目のアルバムにして初のライブ演奏を収録。

前3作においても、そのテクニックや楽曲性の高さは充分に満たされる作品をリリースしていたブレッカーズが、そのアルバム・タイトルに示される非常にハード・ドライヴする演奏を繰り広げます。

全ての楽曲とも演奏/楽曲ともまさにハイクオリティ。

ハード・ロック(タイトル通りのヘヴィーメタル・・・ではないですが(^^;)とジャズ的な融合というか、双方のファン(集合)の共通部という、ある種の「盲点」をズバリと突いた作品としての意義も小さくないと思います。

人気の上昇と共にセッションワークも多忙となる中、例の(^^; フランク・ザッパさんのニューヨーク・ライブでの活躍、そこに居たテリー・ボジオ(ds)と急接近/意気投合。

その結果としての本作・・・と考えるのは非常に容易かと思います。

それゆえ、T.ボジオ、バリー・フィナティー(g)、ニール・ジェイソン(b)をサポートに据えた本作の音に対しては、歴代のサポートメンバー、それはスティーヴ・カーンやウィル・リーやスティーヴ.ガッド、ドン・グロルニック etc..、による音が好みの方にとってはちょっと異質な感じを受けなくもありません。

ただそのどちらもブレッカーズの姿であり、常にシーンの牽引役として突っ走っていた彼等が早晩到達(通過)する地点であったと捉える方が自然であると思います。
収録曲
1.East River
2.Inside Out
3.Some Skunk Funk
4.Sponge
5.Funky Sea, Funky Dew
6.Squids

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