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2009年3月28日

Apple Juice / Tom Scott


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:'70sから'80sにかけてのフュージョン期に鳴らしたサックス・プレーヤーとして、この人、トム・スコット(ts)も私の好きなプレーヤーの一人です。

Lofty Fake Anagram / Gary Burton


リリース:1967年
評価:★★★★
コメント:マイルス・デイヴィスの<Bitches Brew>に先行すること3年云々・・・といったキーワードが用いられる事もある本作ですが、時代的には確かにゲーリー・バートン(vib、コンポーズ)がその独自の切り口でジャズを前進させようとした時代の一枚かと思います。

Aoxomoxoa / Greastful Dead


アルバム名
アーティスト
リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:元々はブルース色を強く匂わせていた1作目、2作目辺りとは少し雰囲気が変わり始めたのが本作辺りからというのが定説のようになっています。

Wizard Island / Jeff Rober Fusion


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:奏者、プロデューサー、アレンジャーと幅広く活躍するジェフ・ローバー自らが率いたフュージョン・グループであるジェフ・ローバー・フュージョン。

2009年3月27日

Svengali / Gil Evans


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:アレンジャーとしての力量とか奏者としての技量とか、ギル・エヴァンスその人につていの知識など殆ど持ち合わせていませんが、以前にジミ・ヘンドリックスの作品を演じたアルバムなど数点を耳にした事がありました。

本作も一筋縄のジャズ作品・・・とは言い難い(^^;内容じゃないかと思います。

Sugar Loaf Express Featuring Lee Ritenour / Sugar Loaf Express


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:アルバム・タイトルがどうであれ、ウエスト・コーストのフュージョンの雄、ジェントル・ソウツの事実上のセカンドアルバムです。

キー・パーソンであるリー・リトナー(g)は勿論参加ですが、今回はアーニー・ワッツ、デイヴ・グルーシンは不在です。

2009年3月25日

In the Center / Rodney Franklin


リリース:1978年
評価:★★★
コメント:多分、技術的な水準からするとこの人相当なものを持っているのでしょう。

本人のコメントですからどこまで信じるかは別として、9歳の頃にハービー・ハンコックやチック・コリアの演奏を聴いて「僕にも出来る」と言ったとか。

2009年3月22日

Crystal Green / Crystal Green


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:マイケル・ブレッカー(ts)、ラルフ・マクドナルド(perc)、ゴードン・エドワード(b)、エリック・ゲイル(g)、コーネル・デュプリー(p)、スティーヴ・ガッド(ds)・・・主だったメンバーはご承知のようにStuffを形成するメンバー。

Blind Man's Zoo / 10000 Maniacs


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:正直、このグループもリアルタイムでは見逃していたグループの1つです。

偶々、エディ・ブリュケル(&ニュー・ボヘミアンズ)の作品を聴いていた際に、同じような感触を持つグループかなぁ・・・という事で、この10,000マニアックスに辿り着きました。

Marching in The Street / Harvey Mason


リリース:1976年
評価:★★★
コメント:クロス・オーバー/フュージョン系のドラマーとしてはやはり個人的には一番に挙げたいハービー・メイソン。

今なおしなやかなプレーを聴かせてくれていますが、本作はソロとしてリリースした1stアルバム。

2009年3月21日

So Fine / Loggins & Messina


リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'70sウエスト・コーストの人気デュオ、ロギンズ&メッシーナ(L&M)の6作目。

正直、40代半ば辺りまでの洋楽ファンの方にはあまり馴染みはないかと思いますが、所謂、'50sから'60sにかけてのカントリーや初期ロックン・ロール・フレイバーに溢れるヒット・ナンバーをL&M風に料理したカバー・アルバムになっています。

Step by Step / Steps


リリース:1981年
評価:★★★★★
コメント:ポスト・フュージョンと言うのかポスト・モダンジャズと言うのか判りませんが、何れにせよ'80s初頭に結成された最も優れたグループの1つがこのステップス(後にステップス・アヘッドに改名)ではないかと思います。

Really / J.J. Cale


リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:小生も(?)エリック・クラプトン経由でこの人、J.J. ケール(vo、g)を知った一人です(^^;

本作はJ.J.ケールの2作目にあたります。

Experience & Judgement / Andy Bey


リリース:1974年
評価:★★★★
コメント:あまりと言えばあまりにも??なジャケットですが、内容は至ってまともなアンディ・ベイの'74年リリース作品。

カテゴライズ上はジャズヴォーカルという事になるのでしょうが、本作においてはその匂いは希薄で、寧ろ、レア・グルーヴ/ジャズ・ファンクのコンテキストからリスペクトされるであろう作品になっています。

2009年3月20日

A Flock of Seagulls / Flock of Seagulls


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:確かに知名度から行けばセカンドアルバムかも知れませんが、このファーストアルバムのインパクトやトータル性の高さはやはり捨て難いのではないかと思います。

シングル・ヒットした[3]を含み、適度にエレクトロニックで心地良いビート・ロックを聴かせてくれます。

She Works Hard For The Money(邦題:情熱物語)/ Donna Summer


アルバム名:She Works Hard For The Money
アーティスト:Donna Summer
リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:プロデューサーにクインシー・ジョーンズ、バックのミュージシャンも贅沢だった前作が思いのほかセールス的に伸びなかった事も影響したのか、僅か2作でゲフィンレーベルを去ったD.サマー。

Aja(邦題:彩(エイジャ))/ Steely Dan


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:本作も「今更何を・・」と言われる事必至かと思う'70s名盤の1つです。

ウォルター・ベッカー/ドナルド・フェイゲンのユニットとなってしまったスティーリー・ダンが、元々の気質?である自らの音楽へのこだわりを突き詰めた作品(故に時間もお金も掛かった作品)です。

The Hunger(邦題:いざないの夜)/ Michael Bolton


アルバム名:The Hunger
アーティスト:Michael Bolton
リリース:1987年
評価:★★★★
コメント:音楽的に物凄く早熟だったと言うマイケル・ボルトン。

'60s末にはソロ・デビュー作をリリースし、その後、ハード・ロック・バンドのリードvoを経て再度ソロへ転身。

'83年にスマッシュ・ヒットを飛ばしその名を広めた彼が、'87年にリリースしたのが本作。

William Ackerman / William Ackerman


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:ウィンダムヒル・レーベルの会長も兼任していたギタリスト、ウィリアム・アッカーマンの5作目。

売りであるそのナチュラルで情緒的なサウンドは本作でも健在ですが、前作から楽曲のフォーマットを「ギター・ソロ」から「他楽器とギターのアンサンブル」へシフトした事も手伝い、

2009年3月18日

Glad To Be Here / Bernard Edwards


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:言わずと知れたシックのボトムラインを支える一人、バーナード・エドワーズ(b、vo)がリリースした1stソロ・アルバム。

小生自身それ程シックを聴き込んだ訳ではありませんが、基本的にシック路線かなぁと思いつつ本作を耳にしたところ、

2009年3月17日

The Writers / Writers


アルバム名:The Writers
アーティスト:Writers
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:実力派スタジオ・ミュージシャンが集結し、表立ってアルバムをリリースする・・・若干先行するもののスタッフやロック寄りならTOTO等もそうでしょう。

ライターズもラルフ・マクドナルド(perc)を中心に錚々たる面子が集った職人グループでした。

Silk / Fuse One


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:極々個人的な感想とは言え、やはりこういう音を聴くと堪らなく'80sを懐かしく思い出してしまいます(^^;

シリーズ化されたフューズ・ワンのシリーズにおける第二弾にあたる本作では、前作とはまた趣を多少異にし、比重的にはややジャズ寄りかなぁと感じます。

2009年3月16日

Blam! / Brothers Johnson


リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:'70s後期のポップなファンク路線を牽引したブラザーズ・ジョンソン(vo、g:ジョージ・ジョンソン、b:ルイス・ジョンソン)の3作目。

このゴージャスなホーンセクションの鳴らし方は、流石に今の耳だと少し「過ぎる」かなとも思えますが、逆に、'70s末のブラコン/ファンク熱を感じるにはやはり最適かと思います。

Don't Look Back / Boston


アルバム名:Don't Look Back
アーティスト:Boston
リリース:1978年
評価:★★★★
コメント:タイトル曲の[1]が全てを語るかのようになボストン・サウンドを詰め込んだ彼らの2作目。

船長、もとい、リーダーであるトム・ショルツ(g、b、key etc..)の職人気質をして、デビュー作から2年を要してリリースされた本作は、その奥行きと共に広がりを伴った特徴的なスペーシー・サウンドを決定付けました。

2009年3月15日

Rhythm of the Night / DeBarge


アルバム名:Rhythm of the Night
アーティスト:DeBarge
リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:ファミリー・グループとして'81年にモータウンからデビューしたデバージ。

前作のヒットで知名度を上げ、本作<Rhythm of the Night>からシングル・カットされた[9]がポピュラー・チャートで見事#1を獲得するに至りました。

2009年3月14日

Kihnspiracy(邦題:シスコ、大好き) / Greg Kihn Band


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:'80sに入り、<Rockihnroll>(ロッキーン・ロールって読むんですね(^^;)などのアルバムのヒットでローカル・バンド的なイメージからナショナル・ワイドなバンドになった感のあるグレッグ・キーン・バンド。

2009年3月13日

Mountain Dance / Dave Grusin


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:フュージョン、デイブ・グルーシン、とくれば本作(^^;

'70s初めから活動をスタートさせ、'70s中期にはリー・リトナー等と組んでジェントル・ソウツの一員としても活躍し、

Illumination / Elements


リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:エレメンツの4作目。

エレメンツの印象となると、個人的には「自然な」とか「晴れた空のような」と言った形容が浮かんでくるのですが、本作では(勿論、大筋ではその感触は大有りなのですが)少しポップさのようなものが前に出たかなぁと感じます。

2009年3月10日

Caught in the Act / Styx


リリース:1984年
評価:★★★
コメント:米国内での人気は元より、<Kilroy was Here>('83年作)からのヒット・シングル[Mr.Robot]で、日本でも一気にお茶の間での知名度(笑)を上げたスティックス。

本作は時期的にその頃に録音されたと思しきライブ音源です(リリースは'84年)。

2009年3月8日

Just Another Day in Paradise / Bertie Higgins


アルバム名:Just Another Day in Paradise
アーティスト:Bertie Higgins
リリース:1982年
評価:★★★
コメント:日本では郷ひろみがカバー曲を歌ってヒットした[2]を収録している事で有名なバーティー・ヒギンズのファーストアルバム。

今現在もアーティストとして活動はしているようですが、元々派手な活躍をする人ではないようで、扱われ方は大きくないようです。

Flowing Rivers(邦題:恋のときめき)/ Andy Gibb


リリース:1977年
評価:★★★
コメント:満を持して・・・かどうか判りませんが、バリー兄弟の四人目として登場したアンディ・ギブのデビュー作。

既にフォーク~ディスコ調への変化をモノにしてスターの座についていた兄達(=ビージーズ)と同路線で行くのかと思いきや、

The 11th House / Larry Coryell & Alphonse Mouzon

リリース:1985年
評価:★★★
コメント:クロスオーバー/ジャズロックと言った時代のサウンドを牽引していたアルフォンス・ムザーン(ds、synth etc..)とラリー・コリエル(g)の両氏。

かつて、L.コリエル氏が率いていたイレブンス・ハウスでもA.ムザーンがドラムを叩いていた事もありましたっけ。

Inherit the Wind / Wilton Felder


リリース:1980年
評価:★★★★
コメント:言わずと知れたクルセイダーズのキーパーソン、ウィルトン・フェルダー(ts/b)。

クルセイダーズでの活動と共に、多くのアーティスト作品におけるバック・ミュージシャンとしてクレジットされる事も多いW.フェルダーのソロ2作目。

Fairyland / Larry Coryell


リリース:1971年
評価:★★★★
コメント:まだまだアーリー・ロックの匂いがプンプンしていたラリー・コリエル氏の'71年作品。

'71年のモントルー@スイスでのライブ音源である事に加え、チャック・レイニー(b)、(バーナード)プリティ・パーディー(ds)というトリオは、今ではちょっと再現は無理かと思われる布陣ですね。

2009年3月7日

Long Distance Voyager(邦題:ボイジャー~天海冥)/ Moody Blues


リリース:1981年
評価:★★★
コメント:しゃれた名前を持つこのバンドも、私自身は「'60sから活躍するロックバンド」という何とも漠とした情報しか持っておらず、これまでその音を聴いてこなかったのですが、今頃になってやっと一つ手を出してみました。

Slippery When Wet(邦題:ワイルド・イン・ザ・ストリーツ)/ Bon Jovi


リリース:1986年
評価:★★★
コメント:'80s初頭辺りからジワジワ浸透し始めていたハードロック/ヘヴィーメタル勢によるチャートバスターですが、Def Lepperdの<Hysteria>、Van Halenの<1984>、Guns'n Rosesの<Appetite for Destruction>、そしてBon Joviの本作<Slippery When Wet>の成功がその最たるものではないかと個人的には思っています。

2009年3月2日

Year Of The Cat / Al Stewart


アルバム名
アーティスト
リリース:1976年
評価:★★★
コメント:'70s英国を代表するシンガーソングライターの一人であるアル・スチュワート。

本国での堅実な人気も然ることながら、ようよう米チャートでブレイクしたのが本作。

2009年3月1日

Broadcast(邦題:愛に抱かれた夜)/ Cutting Crew


リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:どうしてもシングル・ヒットした[6](邦題:愛に抱かれた夜)のみで語られてしまうカッティング・クルーではあります(?)。

が、実際問題として(英国は別としても)米国や日本での受け取られ方としては、やはり一発屋というあまり有り難くない冠を被せられてしまっているのではないかと思います。

Days of Innocence / Moving Pictures


リリース:1982年
評価:★★★★
コメント:古くはビージーズやオリビア・ニュートン・ジョンから、リック・スプリングフィールド、ミッドナイト・オイル etc・・・

オーストラリア勢がワールド・ワイドに見てもロック後進国からきっぱりと脱出した事に貢献した人/バンドに枚挙に暇がありませんが、

Romeo & Juliet / Hubert Laws


リリース:1976年
評価:★★★★
コメント:'70s早くにクロスオーバー/フュージョン系フルート奏者としての名声を確立したヒューバート・ロウズの'76年作。

H.ロウズ作品では何と言っても<Chicago Theme>が有名どころの筆頭かと思いますが、

Good and Plenty / John Faddis


リリース:1978年
評価:★★★
コメント:'70s初期にチャールス・ミンガスのコンボへ参加(この時、18歳!)した事で一躍その名を知らしめたジョン・ファディス(tp)。

私自身はその頃の音は全く知らないのですが、'70s後期辺りから多くのクロスオーバー/フュージョン系の作品クレジットにその名前を見る事でこの人の名を知りました。