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2009年3月20日

She Works Hard For The Money(邦題:情熱物語)/ Donna Summer


アルバム名:She Works Hard For The Money
アーティスト:Donna Summer
リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:プロデューサーにクインシー・ジョーンズ、バックのミュージシャンも贅沢だった前作が思いのほかセールス的に伸びなかった事も影響したのか、僅か2作でゲフィンレーベルを去ったD.サマー。

本作はカサブランカレーベルへ移籍しての第一弾となります。

多くの音楽ファンは、シングルカットされ大ヒットした[1]がこれまでのD.サマーがヒットさせてきた曲調や歌詞内容と比べて、非常に日常的な(小市民的な?)視線からのアプローチになっている事に驚いたかも知れません。

或いは、前作のようなゴウジャスな演出(?)を用いずとも、アーティストとして力を持っていることを暗に表出させたのかも知れません。

目につくバックミュージシャンはジェイ・グレイドン(g)、レイ・パーカーJr(g)といった人達であり、過度なミュージシャン導入は行われていませんが、それでもやはりD.サマーが伸び伸びと作品作りに取り組んだ様が想像されます。

プロデュース(および作曲/演奏)にはマイケル・オマーティアンがあたっていますが、様々なアーティスト作品でも活躍するM.オマーティンを擁した事は決してハズレにはなっていません。
収録曲
1.She Works Hard for the Money
2.He's a Rebel
3.Unconditional Love
4.I Do Believe I Fell in Love
5.Stop, Look & Listen
6.Tokyo
7.People, People
8.Love Has a Mind of Its Own
9.Woman

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