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2013年5月15日

Remain In Light / Talking Heads


リリース:1980年
コメント:'70s後期~'80s初中期であるとは言え、こうしたニューウェイブ/ポストパンク系といった部分もその多くをオンタイムでは「逃していた」ことはどこぞで述べたかもしれません。

さしづめ本作も、(当時)小生の周りでは何度か耳に聞こえしグループではあったのですが、今になって少しかじったりしています。

通常ならどうしてもリーチまでに時間がかかる(場合によっては一生出会わない?)可能性も匂わせる(笑)Talking Headsでしたが、ある時、ロック評論家渋谷某氏がこのTalking Headsを書いた文書を読んで妙に興味をそそられ入手(そのまま何年経過した事か・・・嗚呼、猛省)。

因みにその内容はこちらのブログで少し触れられてるのを見つけました。ご興味があればどうぞ。
小生が読んだ文書で氏は「ローリングストーンズがよりファンキーさを求め、ベースやドラムに黒人アーティストを追加したとして、ファンは大喜びするだろうか」と、まぁ、ちょっと極端な事を書いては居られましたねぇ(笑)

本作における一般評としては、アフリカン・ファンクを意識させるシンプルなコード進行、必然的にリズム/ビートの妙における勝負になるかと思うのですが、それに上乗せされるデヴィッド・バーンの独特の歌いっぷり(と歌詞の妙)が最大にして最高の武器である、といったところでしょうか。

ほぼ初めて対峙するに等しい本作ですが、以前少しだけ耳にしてCD棚の肥やしになってしまった理由の1つは、ある意味、そのシンプルなコード進行にどうしても「頭が」ついて行けなかったように思います。

今にしてこの繰り返しと言いますか、単調さ故に、ある種のダンスミュージックがそうであるように軽いトランスを覚えるような感じもします(特にこの症状を訴えるファンは多いようですね(笑)。

なお、本作のプロデュースおよび(共同)ソングライティングにはブライアン・イーノの名前がクレジットされています。調べてみると、前2作品もB.イーノが手腕をふるっていたとの事。

またギターにはエイドリアン・ブリューも参加しており、なるほど、このギターの感触ってE.ブリューのそれなんですかね。

感触的には(今さらながらのモノ言いですが(^^;)悪くない感じですので、折を見てちょっと遡って作品を聴いてみようかとも思わせてくれました。
収録曲
1. Born Under Punches (The Heat Goes On)
2. Crosseyed And Painless
3. The Great Curve
4. Once In A Lifetime
5. Houses In Motion
6. Seen And Not Seen
7. Listening Wind
8. The Overload

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    この後クリムゾンに加入するブリューが
    デヴィッド・バーンを真似た歌唱方法を
    取り入れたアルバムがディシプリン(赤)
    です。
    ね、好きな音楽の点と点は結ばれるでしょ
    (笑)

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    1. コメントありがとうございます。

      トーキングヘッズも聴いてみれば確かに
      面白みのあるグループのようですが、
      それよりもなによりも、点と点が
      結ばれて・・・の方にプチびっくり
      ですね(笑)

      最初に手を出した「黄色」でA.ブリュー
      の声というまったく??なポイントが
      小生のツボにはまり(^^;、「青色」
      まで既聴です。

      時間的には遡っているのでしょうが、
      これで「赤色」への期待はMAXになって
      おります(爆)

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