コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2013年10月13日

Are You Experienced / Jimi Hendrix Experience


リリース:1967年
コメント:「ようやく来たか…フッ」という声がどこからともなく聞こえてきそうではありますが、はい、フルアルバムでジミ・ヘンドリックスの1stを聴き通すのは正直初めてであります(^^;

これまでJ.ヘンドリックスには積極的にリーチしようという気が今ひとつ湧いてこなかったというのは正直なところです。

曰く「天才」とか「レジェンド」とか、まぁ、そうした形容が、聴く前から目の前に無用な壁を作ってしまい、また、若気にありがちな体制とかお仕着せの評価に乗っかるのが嫌だった…みたいな、諸々の理由があります(同じ様な理由で、兜虫sも転石sもロクに聴かずに大人になった小生です。嗚呼…(爆)

今夏、某所で展開されていたジミヘン祭に触発された…と言うとゴマ擂りにもとられかねませんが(笑)、本作、てっきり放出していたと思っていたらひょっこりCD棚の中で発見された事もあり、これも何かの啓示かと思いこのタイミングでトライしてみました。

#つまり、入手したままこうして「行方不明」に近い状態になっている
#CDも少なくない、という事でして…最悪ですな、まったく(猛省)

どうも聴き方云々を「先に頭で考えてから」音(楽)を聴く傾向が強いせいか、ずーっと昔に<Samsh Hits>(最初に編集されたコンピ盤)を聴いた時も、何だか人がやいのやいのと言うところの「良さ」はさっぱり判りませんでした。

いわゆる「印象に残りやすい」何曲かはその後耳の奥で多少は再生可能でしたがもうほとんどは記憶の彼方、そんな中にあって(当然ながら)本作でその忘れ去られていたであろう曲に再会した訳ですが、こうして並べてみると確かにインパクトの強弱はあるものの、[1]や[4]、[8]に比して他の曲が取り立てて「弱い」かと言えばそうでもないのかなぁと。

聴く側の意識次第という点はもちろんありますが、これも経年的な「耳」の変化の1つなのかも知れませんねぇ。勿論<Smash Hits>に入ってはいませんでしたが、サイケ丸出しの[9]の時代的な雰囲気なんていいなぁと思いますよ(^^;

また、ミッチ・ミッチェルのdsがとっ散らかる手前、拡散気味のようでいて、どっこい、これがいい感じで曲をドライブしてくれているように思うのです。

プレースタイルとか音楽性とかは措くとして、The Whoのキース・ムーンの演奏(画)を視聴した時に「この人、かなりぶっ飛びな人ではなかろうか」と思った事がありましたが、同じ様な時期のバンド・ドラマーって、何か持っているように思うのは小生だけでしょうか?(^^;

先ずは本作、大いなる誤解と言いますか単なる聴かず嫌いの類いであった事が判った事だけでも得たものは小さくないかなぁと思います。

日本語のライナーによると、このCDに収録されている[1]-[11]が'67年のオリジナル盤(英)に収録されていたオーダーで、[12]-[17]はそれ以前にリリースされたシングル盤のA面B面を収録(で都合17曲)したものなんだそうです。
収録曲
1. Foxy Lady
2. Manic Depression
3. Red House
4. Can You See Me
5. Love Or Confusion
6. I Don't Live Today
7. May This Be Love
8. Fire
9. Third Stone From The Sun
10. Remember
11. Are You Experienced?
12. Hey Joe
13. Stone Free
14. Purple Haze
15. 51st Anniversary
16. The Wind Cries Mary
17. Highway Chile

0 件のコメント:

コメントを投稿