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2013年11月5日

Absent Lovers: Live in Montreal 1984 / King Crimson


リリース:1998年
コメント:よもやここに来てキング・クリムゾン(KC)の音源をいくつも入手する事になるとは想像しておりません(出来ません)でした(笑)

某師匠の発した言葉に食指が動き、<Three of a Perfect Pair>(’84年)にリーチして以来、'80s再始動したKCの3作品を一気に?経過し&その音に不思議と惹かれた事もあり、ついに本作を入手するに至りました。

言わずもがな…ですが、'80s KCを味わうなら、かつ、ライブで味わうなら「これでしょっ!」という声はネット上を始め随所で聞く事ができますからね。

因に、いわゆる最強期または最も支持が高いと言われている(らしい)頃の作品については、それこそ未だ耳に入れていない作品もあるのですが、ともあれ、小生としては'80sの音の心地よさが先ずは最初に来ましたので、勢いのまま進めることにしました(笑)

#そういえば小生にしてみれば「初のKCライブ作品」へのチャレンジにもなります(^^;

さて中身ですが、まずは音(質)的に最高品質なのか否かはあまり気にしない質(たち)なのですが、この拙い耳においてはまったく問題はないと思います。

バンドのもつ力量がダイレクトに跳ね返ってくるライブ作品ですから(まぁ、編集の過程でギミックがなされる事が無い訳ではありませんが)、こうして立派な音を聴けば自ずとそれも判るというものです。

何がうれしいって、しっかりとエイドリアン・ブリューの歌も(&ギターの腕前も(^^;)堪能できるし、ビル・ブラッフォードのパィンパィンいってる甲高いドラムだって楽しめる。
些細な事ではありますが、1)Disc IIの最後、MCが急に切れるのは何だか興ざめ、2)Larks Tongues' In Aspic はパート2でも3でもなくパート1をお願いしたかった(^^; なーんてところがクリアされればK点越え最長不倒ジャンプ…といった態の聴後観になったかもね。

「(これを聴くと)スタジオ盤には戻れない」という作品、KCに限らず色々とあるのではないかと思いますが、確かにそうした作品の1つなのだろうと思います。

「思います」という書き方は、小生自身がまだ飽きるほどにはスタジオ作品(赤、青、黄の3作品)を聴き込んでいない点をさっ引いての言い方です。

折角なので、秋の夜長はKC作品も聴き返すようにしよう、っと(^^;

閑話:
本作、ジャケットは色違いの3種類があるそうです。中身は同じなので「ファンなら3つとも購入するよねぇ?それでこそKCファンってものよっ!」というマーケティング作戦らしいです。
まぁ'80s3作品に引っ掛けての事なのだとは安易に思いつきますが、なんだかなぁ(阿藤快っぽく(笑)
収録曲
[DISC 1]
1. Entry Of The Crims
2. Lark's Tongues In Aspic (Part III)
3. Thela Hun Ginjeet
4. Red
5. Matte Kudasai
6. Industry
7. Dig Me
8. Three Of A Perfect Pair
9. Indiscipline

[DISC 2]
1. Sartori In Tangier
2. Frame By Frame
3. Man With An Open Heart
4. Waiting Man
5. Sleepless
6. Larks' Tongues In Aspic, Part II
7. Discipline
8. Heartbeat
9. Elephant TalkÍ

2 件のコメント:

  1. こんにちは。

    80年代のnew wave期のクリムゾンからのめり込む人は
    物凄く稀だと思うので、目賀葵さんの80年代の
    洋楽耳は半端ないなぁと思う今日この頃(笑)
    KCに見事おはまりのご様子嬉しく思います。

    80年以降のKCライヴはそんなにスタジオverを
    崩してないという点が70年代のKC信者達に
    物足りないわけで、そうですねぇ今後膨大な数の
    KCライヴを開拓していくとなるとお薦めなのは
    STARLESS AND BIBLE BLACKの収録曲の殆どの
    元ネタとなっているTHE NIGHTWATCHというのが
    よろしいかと。

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    返信
    1. コメントありがとうございます。

      >STARLESS AND BIBLE BLACKの収録曲の殆どの

      お、これは黄金期の2枚目なのですね。φ(..)メモメモ
      まだ<太陽と戦慄>しかリーチできておりませんが、
      黄金期というからには早晩攻めることになりそうです。

      因みに、今手元には<Ladies of the Road>が
      あったりします…(照)

      <クリムゾンキングの宮殿>を凌駕するKC作品
      はあるのか知らん?という「KC 1st至上主義」
      の小生耳に対して、その時期に近しいところの
      ライブ音源という事を師匠助言で確認して
      おりましたので、<Absent Lovers>と一緒
      に入手しておりました、はい。

      さてさて視聴がものすごく楽しみなのであります
      (`・ω・´)キリッ

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