コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2017年5月21日

Heart To Heart / ラジ

リリース:1977年
コメント:動画サイトの投稿を流し 観していると、世の中にはいろいろな意味でマメな人がいらっしゃるらしく、年代別の流行歌やCMソング等をまとめてリスト再生できるようにしてある。

そんな中にリストアップされていた[1]が何気に小生のフィーリングを直撃してしまい(笑)、折角だからと収録作品を入手...という流れです。

オンタイムだと、小生はまだ小学生という計算になりまして、当然ながら当時CM(日産スカイライン)に採用されていた[5]についても記憶はありません。

CD帯やライナーノートでも目にする「シティーポップ」の文字、当時の音楽シーンの記憶は「ザ・ベストテン」辺りの印象しかありませんので、この手の音楽がTV番組で紹介される機会がどれ程あったのか判りませんが、何にせよ、こういうテイストに弱い小生の感覚を改めて実感させられました(^^

ラジ(相馬淳子)自身は高校生の頃から音楽活動(4人組フォークグループ ROW)をスタートさせ、その後、バンド 名をポニー・テールと変えてサディスティック・ミカ・バンドのコーラスや、ムーンライダースのバックアップを受けてデビューも果たしたのだそうです。

本作はラジのソロ作品1作目として、おそらく前述の関係からか、高橋ユキヒロ氏および後藤次利氏(b)がサウンドプロデュースにあたり、更にそこからの広がりでしょうか、鈴木茂(g)、林立夫(ds)、坂本龍一(p/el.p)、[6]では南佳孝氏がデュエットで参加と、今からすればかなり豪華な顔ぶれ。

前述の[5]のコンポーズに見える高橋信之氏とは、ユキヒロ氏の実兄とのこと。また、[8]は安井かずみ/加藤和彦のペアによる作品。

南佳孝氏とのデュエットで、本作でも個人的にはイチオシしたい(^^[6]は、もともとサディスティクスのデビュー作に収録されているものですが、生憎未聴のため、こちらも機会があればトライしてみたく。

ある意味、レコード会社が仕掛ける「オヤジほいほい作戦」に乗っかっているだけなのかも知れませんが、'70s辺りの、当時の感覚からすれば「大人な感じ」(^^の音が今非常に心地よく響くのも事実。

「昔はよかった病」の一症状であろうことは否定しませんが、同じ身銭を切って音を愉しむなら、どうしたってそちらへ舵を切りますよね(^^;
収録曲
1.Hold me tight
2.静かな瞳
3.It's me...It's you
4.さらさらの町
5.愛はたぶん
6.The Tokyo Taste
7.素敵なフィーリング
8.気分を出してもう一度
9.エアポート
10.HEART to HEART

0 件のコメント:

コメントを投稿